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ロシアの人口は2015年も増加:極東は減少


  1月22日、連邦統計庁が2016年1月1日現在のロシアの人口の速報値を発表した。
  昨年、ロシアの人口(クリミアを含む)は25万人(0.17%)増加し、1億4651万人に達した(クリミアを除けば1億4419万人)。
  連邦構成主体別では、人口が最も増えたのはモスクワで、13万人弱増加して1232万人を超えた。とはいえ、モスクワやサンクトペテルブルク、クラスノダル地方等の一部の人口流入地域を除けば、人口が減少した地域の方が多い(82の連邦構成主体のうち52)。(中略)
 極東の人口減少は昨年も止まらず、全体数は620万人を割り込んだ。極東では人口が最も多い沿海地方やハバロフスク地方でも人口は減少している。政府は極東開発に力を入れており、人材供給のために専門機関として「人材開発局」を設立し、他地域からの招聘の支援も行っている。2020年までに10万人以上(うち5万人は労働者の家族)が誘致されるという(2月4日付ロシイスカヤ・ガゼータ紙)。(後略)(2/4)
(週刊ボストーク通信1128号より)




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