JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース

モスクワでゲリラ豪雨:排水設備の不備で洪水状態に

 8月のモスクワの降水量は、頻発するゲリラ豪雨により記録的数値となった。一方未整備の雨水排水設備により道路が水浸しになるケースも多発し、課題となっている。9月5日付でコメルサント紙が伝えた。(中略)
 今回の豪雨により局地的に洪水のような状態が発生し、既存の雨水排水設備では不十分な実態が改めて浮き彫りになった。モスクワの排水設備の整備事業を行っている国営会社「モスボドストク」によれば、現在市内の119ヶ所が、近年中に排水設備の改修が行われる優先地点として決定されている。(中略)
モスクワでは多くの道路や建物が建設される一方、雨水排水システムの整備は最低限に抑えられてきた。1950〜70年代に建設されたマンションでは、内部に雨水排水設備が全くない住居さえある。(後略)(9/5)
(週刊ボストーク通信1158号より)




page top