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ロシアの日本食チェーン「ヤポーシャ」が倒産

 6月3日、モスクワ商事裁判所が、日本食チェーン「ヤポーシャ」の運営会社「ヤポーシカ・シティ」の倒産を認める判決を下し、外部管財手続きが導入された。同日付でRBCが伝えた。(中略)
 同社のメインバンクはトラスト銀行だが、同行は昨年末にルーブルが急落した際に経営破綻し、中銀の支援を受けて金融大手オトクルィチエに救済されることになった。
 ヤポーシャは2014年中頃からサプライヤーへの支払いが滞るようになり、2015年には合計84件、1億5120万ルーブルの訴訟が、今年はさらに7件、940万ルーブルの訴訟が起こされた。ヤポーシャの店舗数は2015年中頃には47店舗だったが、現在は公式サイトでは4店舗とされている。
 こうした中、トラスト銀行が昨年8月にヤポーシカ・シティの倒産を求めて訴訟を起こし、今回勝訴した。(後略)(6/3)

(週刊ボストーク通信1145号より)




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