米ディズニーが2017年にロシアで、ロシアのおとぎ話をモチーフにした実写映画を公開する。4月19日付でコメルサント紙が伝えた。
ディズニーはロシアの映画制作会社｢Yellow, Black & White｣(YBW)と折半出資で映画｢最後の勇士｣を製作し、2017年10月に公開する。｢最後の勇士｣は実写のコメディ映画で、ストーリーは、超能力者番組の優勝者イワンが現代から｢ロシアのおとぎ話の国｣に飛ばされ、有名なおとぎ話のキャラクターであるイリヤ・ムーロメツとして活躍するというもの。監督はYBWの代表作｢料理｣のジヤチェンコ監督。
ディズニーはこれまでロシアでは、2009年に公開された実写映画｢達人の書｣を製作・公開した経験がある。これもロシアのおとぎ話をモチーフにした作品だが、興行成績が振るわず、当初予定していた年間3本を製作するという計画は撤回された。(後略)(4／19)
(週刊ボストーク通信1139号より)
