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モスクワで北斎の浮世絵マンション「東京」が販売開始


 2月1日、住宅建設大手エタロン・グループが、モスクワで開発中のニュータウン「エタロン・シティ」の中の高層マンション「東京」全6棟の販売を開始した。同日付でエタロン・シティ公式サイトが伝えた。
 エタロン・シティはモスクワ市南西部の北ブトボ地区で建設中のニュータウンで、23階建てのマンション3棟(合計2077戸)、31階建てのマンション6棟(合計1623戸)、商業施設、学校等から成る。合計面積は44万u。
 マンションには区画ごとに世界の大都市の名称がつけられており、31階建ての6棟は「東京」の1〜6号棟となっている。「東京」の壁面には葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした装飾画が描かれている。設計はロシア人建設士のチョバン氏。全9棟の完成は2018年12月の予定で、現在は23階建てのマンションが1棟完成している。公式サイトによれば、どのマンションも既に8〜9割の区画が売約済み。価格は内装なしが8万8000ルーブル/u〜、内装ありが10万2000ルーブル〜。
(中略)
 日本をモチーフにしたものとしては、他にもモスクワでは、日建設計が参加するニュータウン「日本地区」の建設計画がある。(2/1)
(週刊ボストーク通信1128号より)
 




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