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仏ダノンがロシア国内の2工場を閉鎖

 仏乳製品大手ダノンが、ロシア国内の2工場を閉鎖する。12月24日付でダノン・ロシアが伝えた。
 閉鎖されるのはトムスク牛乳コンビナート(シベリア連邦管区トムスク州;生産能力1日100d)とチェボクサルィ市牛乳工場(沿ボルガ連邦管区チュバシ共和国;同250d)で、2016年4月までに操業が止まり、従業員計300人が解雇される。退職金は法定額を上回る十分な金額が支払われるという。(中略)
 ダノンは1992年にモスクワのトベルスカヤ通りで直営店をオープンしてロシアに進出し、1995年に現地生産を開始した。2010年には乳製品大手ユニミルクを買収し、一時は約30の乳製品・ベビーフード工場を運営していたが、現在の工場数は18となっている。昨年にはトリヤッチ、ノボシビルスク、スモレンスクの工場が収益性が低いとして閉鎖された。今回閉鎖が決まった工場はいずれも元ユニミルクの工場で、地方内では最大の乳製品工場だった。(後略)(12/25)




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