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イケア、ロシア極東でネット販売スタート

 スウェーデンの家具製造販売大手イケア(IKEA)が、シベリア及び極東地域向けのネット販売サイト(http://ideanadom.ru/)をオープンした。2月3日付でベドモスチ紙が伝えた。
(中略)
 商品は、国内11地域(14店舗)の拠点のうち最も東に位置するノボシビルスクから、パートナーの物流会社が配送するという。ネット販売事業への投資額について、イケア側は明らかにしていない。また、今のところ、同社の売上のうち、ネット販売の占める割合はそれ程大きくはないが、今回のシベリア・極東地域でのサービス開始で状況が変わる可能性もあるという。
 調査会社Infolineのブルミストロフ代表取締役は、今後2年のうちに、実店舗のないシベリア・極東地域のネット販売の売上が、実店舗1店分のおよそ半分(30億ルーブル以上)になる可能性もあるとの見方を示した。
 なお、2014年の同社全体の売上のうち6%をロシアが占めた(前年比14%増の870億ルーブル)。これは首位ドイツ(14%)、米国(12%)、フランス(8%)に次ぐ数字であり、イケアにとってロシアは重要市場のひとつである。(後略) (2/3)
(週刊ボストーク通信1080号より)




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