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いすゞがソラーズとの合弁を解消、連結子会社化

 いすゞ自動車、双日、ソラーズによるトラック生産の合弁事業から、ソラーズが持株をいすゞと双日に売却して撤退し、合弁会社はいすゞの連結子会社となった。12月25日付でいすゞ自動車が伝えた。
 ロシアにおけるいすゞのトラックの生産は2006年にソラーズ傘下のウアズ(ウリヤノフスク自動車工場;ウリヤノフスク州)で始まり、2008年にタタルスタン共和国エラブガ市に移され、2012年に再びウアズに戻された。
 12月初旬、ソラーズが持株の一部を双日に売却するとの報道が出ていたが、今回の公式発表では、ソラーズは全ての持株を売却して事業から撤退することが明らかになった。株主構成は、いすゞ45%、ソラーズ50%、双日5%から、いすゞ74%、双日26%に変更された。資本金は5億5000万?。ロシアに50店舗以上のディーラー網を持ち、2014年の売上は36億8200万?、純利益は2億9800万?(12月25日付インタファクス通信)。
 いすゞは今回の取引により、「今後成長が見込めるロシア市場において主体的に事業強化を行うことが可能になり、さらなるいすゞ製商用車のブランド価値の向上と商品ラインナップ・販売の拡充を図る」という。(後略)(12/25)
(週刊ボストーク通信1123号より)



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