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フィンランド企業がウリヤノフスクに風力発電所を建設

 フィンランドの電力会社「フォルトゥム」(Fortum)が、ウリヤノフスク州(沿ヴォルガ連邦管区)に風力発電所を建設する。12月23日付でウリヤノフスク州政府が伝えた。
 12月23日、モスクワでドボルコビチ副首相臨席の下、ウリヤノフスク州のモロゾフ知事、ウリヤノフスク発展公社のバシン代表取締役、フォルトゥム・ロシア支社副社長のチュバエフ氏が風力発電所建設に関する協力協定に署名した。
 建設は2016年に始まり、2017年に始動予定。風力発電所の出力は3万5000kWで、将来的には25万kWまで拡大する計画。投資額は6500万ユーロと見積もられている。建設場所は産業パーク「ザボルジエ」の付近になる可能性がある(12月25日付コメルサント紙)。
 今回の事業は、2016〜19年に国家支援を受ける再生可能エネルギー関連事業に認定されており、投資義務契約(DPM)を結んで設備の現地生産の義務を負い、その代わりに収益率が14%になるよう国家支援を受けることになる。(後略)(12/24)
(週刊ボストーク通信1123号より)



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