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ロシアの日本食チェーン「プラネッタ・スシ」が閉鎖へ:アジア料理に切り替え

 大手外食ホールディング「ロスインテル」が、日本食チェーン「プラネッタ・スシ」(“寿司の惑星”)を段階的に閉鎖し、アジア料理チェーン「シカリ」(“シックな野蛮人”)に転換していく。12月9日付でベドモスチ紙が伝えた。
 プラネッタ・スシは1999年に立ち上げられた日本食チェーンで、2015年9月末時点で直営店52店舗とフランチャイズ店44店舗を展開している。ロスインテルの主要オーナーのオルドフスキー・タナエフスキー=ブランコ氏によれば、同チェーンは今後3年間で徐々にシカリに転換される。理由は、ルーブル安によりサーモンやマグロ等の輸入食材の調達コストが上がったことだという。
 シカリは今年8月に立ち上げられたアジア料理チェーンで、日本料理の他にベトナム、タイ、中国、インドの料理が提供され、日本料理は全体の2割ほど。こうしたアジア料理ならば、麺、鶏肉、牛肉、豚肉等、比較的調達が容易な食材が多い。プラネッタ・スシの平均客単価は1100ルーブルで、シカリは800ルーブル。(後略)(12/13)
(週刊ボストーク通信1122号より)



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