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沿海地方オペラ・バレエ劇場、来年からマリインスキー劇場の傘下に:ゲルギエフ氏、抱負を語る

 ウラジオストク市にある沿海地方オペラ・バレエ劇場が来年からサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場の支部になる。マリインスキー劇場の芸術監督兼総裁で世界的な指揮者のワレリー・ゲルギエフ氏が今後の方針を語った。12月10日付けでゾロトイ・ログ紙が伝えた。
 12月5日、ゲルギエフ氏はオペラ・バレエ劇場を訪問。オペラ「スペードの女王」の上演前に、市の有識者らと会合を開き、同劇場の今後の活動方針について語った。ゲルギエフ氏は、中国、韓国、日本からもファンが来るような劇場にしたいとして、極東のみならず太平洋地域にとっての芸術の拠点にすることが目標だと述べた。また、現在の週3回の上演数では少ないとして、マリインスキー劇場がやってきたように子供向けの演目も増やしていく方針を明らかにした。
 ゲルギエフ氏は、フェスティバルを開催して日本、韓国、中国などアジア諸国のアーティストを招聘する計画についても言及。こうした国際交流が、劇場の重要な方針の一つになると強調した。(後略)(12/10)
?(週刊ボストーク通信1121号より)



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