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ユニクロ・ペテルブルク店がオープン:ロシアで9店舗目

 12月4日、サンクトペテルブルクのショッピングセンター「ギャラリー」で、ユニクロが同市1号店をオープンした。ユニクロ・ロシアSNSサイトが伝えた。
 ユニクロは2010年4月にモスクワにロシア1号店をオープンし、今年は4月に2店舗、6月に1店舗、11月末にも1店舗をモスクワでオープン、現在はモスクワで8店舗、サンクトペテルブルクで1店舗となっている。サンクトペテルブルク1号店の面積は1300u。
 ファーストリテイリングの守川執行役員によれば、ユニクロの全社売上におけるロシア事業の割合は、現在は2%だが2020年には7〜8%まで伸ばす計画で、ロシアは欧州で最も重要な市場だという。2016〜17年には最低でもモスクワで5店舗、サンクトペテルブルクで数店舗をオープンする予定で、モスクワでは面積4000u程度の旗艦店の用地も探している。まずは2016年春に、イケア傘下のショッピングセンター「メガ・チョープルイ・スタン」(モスクワ)と「メガ・ドゥイベンコ」(サンクトペテルブルク)内に出店する。その他の100万人都市への進出も検討している。
 守川氏によれば、2010年の進出当初は、輸送や通関に思わぬ時間を取られて商品がシーズン初めに遅れるなどのトラブルが続き、売上が伸びなかった。しかし現在では軌道に乗り、最近は不況により競合他社が撤退したり、良い立地に空きが出たりして、事業を拡大するには良い時期だという。守川氏は、よいサプライヤーが見つかればロシアでの現地生産も検討すること、将来的にはユニクロ以外の傘下ブランド(下着やアクセサリ)もロシアに進出させる意向を明らかにした(12月3日付dp.ru)。(後略)(12/4)
 
(週刊ボストーク通信1120号より)



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