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韓国企業がロシアでテレビ通販市場に参入

 韓国の通販会社「GS Home Shopping」(GS Shop)とロシアの国営通信会社ロステレコムが共同で、テレビ通販企業を設立する。1月29日付でコメルサント紙が伝えた。
 関係筋によると、ロステレコムが1200万j(60%)、GS Shopが800万j(40%)を出資し、合弁のテレビ通販会社「BUM TV」を設立する。また、BUM TVの子会社として、ロステレコムが80%、GS Shopが20%を出資する通販チャンネルの運営会社「テレビ会社BUM TV」も設立するが、これは、2016年から外国企業はロシアの放送事業者の20%以上の株式を保有できなくなったための措置。正式な合意文書の調印は、ロシア政府の承認とロステレコム役員会の決定後の予定。その後、広告放送媒体としてテレビ放送ライセンスが付与されるという。放送開始は今年末の予定で、それまでに主な取扱商品が決定される。
 GS Shopは衣料品、家電、化粧品を通販番組、インターネット、カタログなどを通して小売販売する企業で、韓国、中国、インド、タイ、ベトナム、トルコで事業展開。2013年の売上は1兆490億ウォン(約9億7300万j)、純利益は1218億ウォン(約1億1300万j)。2013年末の時点で株式の30%をGSグループが保有している。(後略)(1/29)
(週刊ボストーク通信1079号より)




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