9月16日、独製薬大手メルク(Merck)がモスクワで、製薬やバイオ技術分野の実験等を行うための｢ライフサイエンス・ラボ｣をオープンした。同日付で同社が伝えた。
ラボには30万ユーロを投じて最新技術の実験設備が設置されており、製薬やバイオ技術分野における高度なフィルタリング作業、免疫学や細胞生物学の実験のためのフローサイトメトリー、製薬のための殺菌制御研究、画像計測や膜分離作業の研修等を行うことができる。メルクは同様のラボをEU、米国、日本、中国、ブラジル、シンガポール、インドにも持っており、自社製品の開発だけでなく、外部の製薬会社、研究機関、食品や化粧品、化学品のメーカーの実験も請け負う。(後略)(9／16)
（写真：ライフサイエンス・ラボの開所式 ＝メルク／週刊ボストーク通信1111号より）
