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ジェトロがロシアの園芸見本市に出展:牡丹や盆栽を売り込む

 9月8〜10日、モスクワで開催された国内最大の園芸見本市「フラワーエクスポ2015」に、昨年に続いて日本貿易機構(ジェトロ)が出展し、切り花や盆栽を出品した。
 今回出品したのは4企業・団体で、このうち東京のジャパンホートビジネス(リシアンサス等の切り花、マツ等の盆栽)、愛知県の豊明花き流通協同組合/(一社)日本植物輸出協議会(リンドウ、リシアンサス、グロリオサの切り花)、島根県農協くにびき地区本部(牡丹の切り花や苗)の3企業・団体は、昨年に続く2回目の出品だった。残りの1社は東京の商社サムライトレーディングで、楓、紅葉、五葉松、黒松、間柏、イチイの盆栽を出品した。出展は今年も農林水産省の支援を受けて行われた。
 島根県大根島の名産品として知られる牡丹は、既にウラジオストクでは一定の人気を得ている。今回の展示会では、ウラジオストクのパートナーも協力してモスクワでの販路の構築を目指した。
 また、リンドウ、リサンサス、グロリオサ等の切り花は、バラが7割を占めるというロシアの切り花市場でニッチな需要の開拓を狙って出品された。
  ジェトロモスクワ事務所の島田氏によれば、出品企業の担当者からは、「ルーブルが下落したので、出展前は正直結果をあまり期待していなかった。しかし、実際には、昨年よりも今年のほうが断然反応がよく関心も高い」との声が出た。(後略)(9/18)
 



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