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マクドナルドがシベリアに本格進出:フランチャイズで出店加速

 マクドナルドがシベリアの不動産会社とフランチャイズ契約を結び、出店を加速する。8月21日付でコメルサント紙が伝えた。
 マクドナルドはソ連時代の1990年にロシア1号店をオープンしたが、シベリア以東への進出は他のファストフードチェーンに比べて遅れている。2013年にシベリア進出の意向を発表したが、シベリア1号店(ノボシビルスク市)がオープンしたのは2014年7月のことだった。その後、マクドナルドは欧米との制裁合戦に巻き込まれたようで、ロシアの検疫当局の処分を受けて業績を悪化させていた。
 現在のロシアにおけるマクドナルドの店舗数は517店、2014年には73店舗をオープンし、今後も毎年50店舗ずつ開店していく予定。2014年のロシアにおける売上は658億?。
 マクドナルドはロシアでは以前は直営店による展開しか行っていなかったが、2012年に外食大手ロスインテル傘下の「ラズビチエ・ロスト」とフランチャイズ契約を締結。しかし、後者は今のところ、サンクトペテルブルクのプルコボ空港に2店舗を出店したのみである。
 今回、ノボクズネツク(ケメロボ州)の有限責任会社ギドがマクドナルドとフランチャイズ契約を結んだことが明らかになった。ギドは30億?を投じて36店舗を出店する。最初の店舗は9月にオープンする予定。(後略)(8/21)
 (週刊ボストーク通信1106号より)



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