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ロシア極東・沿海地方カジノゾーンの展望:マカオにとって代わる?

 沿海地方では、「第一賭博会社」(PICV)がカジノゾーン「プリモーリエ」の開発を進めている。同社のバレンタイン執行取締役は、アジア太平洋諸国の2億人が想定される顧客であり、将来的にはマカオから客を奪うことにもなるだろうとの期待を表明した。7月7日付ゾロトイ・ログ紙が伝えた。
 バレンタイン氏によれば、PICVが建設中のカジノ付ホテル「タイガー・ド・クリスタル」は8月末に完成予定で、来年からは第2期建設計画に着手する。同社は第1期事業だけで既に2億j超(建設費に1億7200万j、設備類の購入等に3000万j)を投資しており、第2期ではさらに5億jを投じて客室数500のホテル、劇場、スポーツ施設を建設する。
?(中略)
 7月7日には、ロシアの「ダイヤモンド・フォーチュン・ホールディングス・プリム」のホテル・レクリエーション施設「セレナ」の建設計画が沿海地方行政府により承認された。コンダコフ代表取締役によれば、セレナは、建地面積17万4000u超で、客室数1298、カジノテーブル515台、スロットマシン2590台を備える大規模施設となる。設計は業界大手の米Steelman Partnersで、同社はナガの施設の設計も手掛けている(7月7日付沿海地方政府)。(後略)(7/7)
(写真:「セレナ」の一部の完成予想図 =沿海地方政府/週刊ボストーク通信1101号より)



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