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横浜ゴムがロシア・リペツク州で工場向けタイヤの生産を開始

  昨年11月、横浜ゴムがリペツク州(中央連邦管区)の工場で、これまでの市販用タイヤに加え、自動車メーカーの工場向けに装着用タイヤの生産を開始した。1月15日付で同社が伝えた。
 横浜ゴムのリペツク州工場は、同社が80%、伊藤忠商事が20%を出資するロシア法人「ヨコハマR.P.Z.」の工場で、2011年末に始動した(開所式は2012年5月)。現在の年間生産能力は始動時の2.3倍にあたる160万本で、将来的には350万本まで拡大する意向。同社は、工場に隣接して保管能力300万本のタイヤ物流センターも建設する予定。なお、付近には中国・力帆汽車(Lifan)が自動車工場を建設することを発表している。
 同工場は昨年11月に日産エクストレイル向けにタイヤ「GEOLANDAR G91」を、12月には日産ティアナ向けにタイヤ「BluEarth E75」の納入を開始した。どちらの車種も日産サンクトペテルブルク工場で生産されている。(後略)(1/15)
(週刊ボストーク通信1077号より)




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