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ロシア・ボロネジ州で古河電工の光ファイバーケーブル工場が始動

  3月23日、古川電気工業傘下の米国の光ファイバーケーブル製造大手OFSとロシア企業の合弁会社が、ボロネジ州(中央連邦管区)の工業団地「マスロフスキー」で光ファイバーケーブル工場を始動した。同日付でボロネジ州政府が伝えた。(中略)
新工場では昨年8月から試験生産が始まっていたが、今回、原田駐ロ日本国大使とゴルデエフ・ボロネジ州知事の参加の下、開所式が行われた。
 新工場の年間生産能力は4万5000km超で、2年以内に6万kmに拡張される可能性がある。投資額は2610万jで、250人が雇用される。
 生産されるケーブルは、国営系通信大手ロステレコム、携帯電話及び固定電話のオペレータ会社、石油ガス分野や保安機関の通信部門などに納入される。また、一部はドイツ、アゼルバイジャン、カザフスタン、マダガスカルなどに輸出され、今年は輸出の割合が全体の2割まで引き上げられる予定。(後略)(3/25)
(週刊ボストーク通信1088号より)
 



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