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サハリン州知事代行にコジェミャコ氏が就任

 3月25日、プーチン大統領がコジェミャコ・アムール州知事をサハリン州知事代行に、コズロフ・ブラゴベシチェンスク市長をアムール州知事代行に任命した。同日付で大統領府が伝えた。
 同時に、3月4日に逮捕されていたホロシャビン氏は、サハリン州知事を解任された。(中略)
 オレグ・コジェミャコ氏の経歴は以下の通り。
 1962年、沿海地方チェルニゴフカ村生まれ。ハバロフスクの専門学校を卒業後、金属工として発電所で働き始め、ソビエト末期に食品メーカーを設立した。1995年に沿海地方の水産大手「プレオブラジェーニエ・トロール船団基地」の取締役副会長に就任、1998〜2002年には取締役会長として同社を率いた。
 同氏はこの頃から政界に進出し、2001年に沿海地方立法議会議員に当選、2002年に同地方代表の上院議員に選出、2004〜05年にはミロノフ上院議長の顧問を務めた。その後、2005〜07年にコリャーク自治管区(現在のカムチャツカ地方北部)知事、2007〜08年に大統領府長官補佐を歴任し、2008年からアムール州知事を務めていた。今回の人事により、ロシアで初めて3つの地方で知事を務めた政治家となった。統一ロシア党員。
 コジェミャコ氏はプーチン大統領との会見後、「ホロシャビン氏の逮捕から今回の人事に至るまでの出来事は、私自身にとっても予想外だった。アムール州では長期的な計画も進めていたのだが、指令が出たのならサハリンで働かねばならない」とコメントした。(中略)
 アムール州知事代行に就任したアレクサンドル・コズロフ氏の経歴は以下の通り。
 1981年、サハリン州ユジノサハリンスク市生まれ。モスクワで法学を修め、アムール州の石炭会社「アムールスキー・ウーゴリ」で法務担当としてキャリアを積み、2011年にアムール州住宅公共サービス相に任命された。その後、2014年9月の統一地方選挙でブラゴベシチェンスク市長に当選。統一ロシア党員。(後略)(3/26)
(週刊ボストーク通信1087号より)

 



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