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センコン物流がモスクワへ食品を空輸

 宮城県の物流会社であるセンコン物流が、モスクワへの日本産の野菜や果物の輸出を開始した。1月5日付で同社がプレスリリースで伝えた。
 センコン物流は昨年12月、宮城県産のイチゴ、青森県産のリンゴ、山形県産の洋ナシ、熊本県産のトマトなど計13品目1.2dをモスクワに空輸した。空輸の輸送費などもあり、モスクワでの販売価格は日本の約3倍になったが、好評を得て完売したという。同社担当者が本誌編集部に伝えたところによれば、商品はモスクワの卸会社を通じて、現地の高級スーパー「グローブス・グルメ」や「アズブカ・フクサ」などで販売された。早ければ成田出発の翌日昼には店頭に並べられるとのこと。今後は水産加工品の輸出も行う意向。
 センコン物流は2005年に極東に拠点を開設してロシアに進出し、2010年からは極東でスーパーや家電小売、物流事業を展開する企業グループ「V-Lazer Group」と提携しており、物流会社「VLロジスティクス」には出資も行っている。(後略)(1/9)
(週刊ボストーク通信1076号より)

 




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