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香港の投資会社が大手カフェチェーン「ショコラドニッツァ」の株式40%を取得

 香港の投資会社「アクメロ・キャピタル」(Acmero Capital;AC)が、ロシアの大手カフェチェーン「ショコラドニッツァ」の株式40%を取得した。12月30日付でACが伝えた。
 ACは香港を拠点とする投資信託会社で、モスクワにも代表部を有する。今回の取引はロシアの実業家が運営し、ヨーロッパ、ロシア、中国、東南アジアの民間企業に投資するファンド「アクメロ・ファンド」を通じて行なわれた。なお、取引額は明らかにされていないが、1億1500万jとの予想もある(12月30日付dp.ru)。
 「ショコラドニッツァ」は傘下に同名のカフェチェーンのほか、カフェチェーン「コーヒーハウス」、日本食レストラン「ワビ・サビ」や「アジア・カフェ」、イスラエル発祥の米チョコレートカフェチェーン「マックスブレナ―」を有するファストフードチェーン。昨年10月には競合する「コーヒーハウス」を吸収、これによって売上は1.5倍の4億5000万jに達する見込みだという。また、ファストフード市場でマクドナルドに次ぐシェアをもつバーガーキングのパートナーでもある。(後略)(12/30)
(週刊ボストーク通信1076号より)




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