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ロシア極東・ナホトカのボストチヌィ港、丸紅から石炭ターミナル用設備を購入

 沿海地方ナホトカ市の公開型株式会社「ボストチヌィ港」(同名の港湾を運営)が、丸紅株式会社から石炭ターミナル用設備を購入する。7月8日付でコメルサント紙が伝えた。
  同社は、7月7日に石炭ターミナル第3期事業用の設備納入契約を丸紅と締結。購入価格は40億7300万円で、これは港湾の資産価格全体の36.21%にあたる。契約によれば、納入期限は16ヶ月で、署名日から15日以内に30%の前払いが義務付けられている。残りの70%は、ズベルバンクに2通の取消不可能信用状を発行してもらい支払われる。
  石炭ターミナル第3期事業では、4つの設備付き倉庫(収容能力20万d)、バース、2台のデフロスター付カーダンパーを導入する計画だ。同ターミナルの改修により、港湾の石炭取扱量は、2017年までに年間2700万d、2019年までに同3500万dになる見込み。第3期事業には142億ルーブルが投じられる予定。 (後略) (7/11)


(週刊「ボストーク通信1052号より)



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