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2014年のロシア・モスクワ主要ニュース予測(ノーボスチ通信)

 本誌1025号ではノーボスチ通信がまとめた2013年の主要ニュースをお伝えしたが、この度、同通信社が2014年の主要ニュース予測を発表した。うち「経済」、「モスクワ及びモスクワ州」について抜粋して以下にまとめた。

●経済
・年次教書でのプーチンの発言により、各社がオフショアからの撤退を迫られる。
・ノボロシイスク海洋商業港、ロステレコム、ロスセチ傘下企業の国家保有株の売却や、ロシア郵便の株式会社化が実施される可能性がある。
・シベリア・バム鉄道の大規模改修事業等に国民福祉基金から資金を支出。
・ウクライナのユーロ国債150億jを購入。
・年初よりウクライナ向けガスの価格を値下げ。
・中銀主導による国内銀行の自己資本規制「バーゼル3」への移行が実施、資産要件が厳格化。
・中銀が不健全な金融業者の取締りを強化。
・自動車強制保険の保険金上限額が引き上げられる。
・高速通信規格LTEとナンバーポータビリティ制度が普及。
・莫大な資金を注ぎ込んだソチ五輪が開催。

●モスクワ及びモスクワ州
・9月に市議選を実施。大合併により下院の議席数が35から45へ。
・地下鉄が郊外まで延伸、新駅も続々オープン予定。
・道路の大規模改修が完了予定。
・年初より公共交通機関(地下鉄、バス、トロリーバス、トラム)の運賃(1・2回券)が値上がり。
・公共交通機関の路線が改変される。路線の重複解消が目的。
・年初より公共料金が値上がり。
(後略)(12/23)

(週刊「ボストーク通信1026号より)




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