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モスクワでガルシカ極東発展相が日本企業らと会談:「先進発展地区」を紹介

 2月20日、ガルシカ極東発展相が、ロシアNIS貿易会及びモスクワ・ジャパンクラブ(モスクワに進出した日本企業約200社が加入する団体)の代表者とモスクワで面会し、極東開発に関するプレゼンテーションを行った。2月21日付でEer.ruが伝えた。
 面談では、ロシコフ極東発展次官が極東開発の柱とされる「先進発展地区」(本誌1031号、1032号に関連記事)について説明した。同省ではこれまで約400の候補地を分析し、既に10の区画を選定しており、日本側にうち2つを紹介した。
  1つは沿海地方のナジェジジンスコエで、ウラジオストクから37kmの位置にあり、鉄道と海運を結ぶ物流ターミナルになると期待されている。(中略)2つ目はハバロフスク地方のラゾで、ハバロフスクから76kmの位置にあり、農業分野の発展地区になる予定(2月21日付ロシイスカヤ・ガゼータ紙)。
  いずれの候補地も税関に近く、近郊では電力や水道などのライフラインが整備されているという。地理的に中国に至近であることも利点と言える。先進発展地区では、税制優遇などの投資家への支援措置が講じられる予定。(2/21)

(週刊「ボストーク通信1033号より)




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