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極東ウラジオストクのオペラ・バレエ劇場がオープン:建設に70億、維持費に年間3億ルーブル

 10月18日、ウラジオストク市のオペラ・バレエ劇場がついにオープンした。盛大なセレモニーには1500人のゲストが訪れた。同日付で沿海地方政府サイトが伝えた。
 APECサミットから1年以上が経過し、予定から大幅に遅れたものの、ついに「沿海地方オペラ・バレエ劇場」が?落しの日を迎え、チャイコフスキーのオペラ「エブゲニー・オネーギン」が上演され、主役のオネーギンをマリインスキー劇場のソリスト、アレクセイ・マルコフ、ヒロインのタチヤナを同ナタリヤ・チムチェンコが演じた。(中略)
 そもそもこの劇場建設計画は、2009年にダリキン前沿海地方知事が、2013年までの連邦特別プログラムに組み入れたことから始まってた。そして設計から建設、稼働に至るまでに70億ルーブルが費やされた。さらに今後、沿海地方政府は年間3億ルーブルの維持費を地方予算から捻出してゆく必要に迫られることになる(10月18日付コメルサント紙)。(10/18)


オペラ・バレエ劇場大ホール(沿海地方政府サイトより)
(週刊「ボストーク通信1016号より)




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