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北海道のビニールハウスメーカー、極東農業協力を推進

 農業用ビニールパイプハウスの加工・販売を手掛ける越浦パイプ株式会社(札幌市)が、ロシア極東での農業協力に向けた取り組みを進めている。10月2日付で同社が本誌編集部に伝えた。
  9月26日、同社の越浦政俊代表らがユジノサハリンスクを訪れ、市内のテプリチヌィ国営農場を訪問し、ボリソフ・サハリン州農業・貿易・食料相と会談した。(中略)
  同社は今年7月末には北海道銀行のミッション「極東ロシア農業視察」に参加し、ハバロフスク、ブラゴベシチェンスクの視察に訪れた。また、サハリン州内の民間企業から農業用栽培ハウス新設のオファーを受けた。これは双方の希望する竣工時期が折り合わず成約に至らなかったものの、同州での今後のビジネスの可能性を検討すべく、今回の訪問が行われた。
  同社は道内のビニールパイプハウスのシェア6割を占め、花やイチゴなど野菜全般の栽培に用いられている(9月27日付Sakhakin Media)。(10/2)


(週刊「ボストーク通信1014号より)




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