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2013年上半期のロシア新車市場:低価格帯を中心に前年割れ

 7月8日、欧州ビジネス協会が今年上半期の新車乗用車・小型商用車販売台数の実績を発表した。
  合計販売数は前年同期比6%減の133万台、6月単月では同11%減の24万台だった。車種別ではルノー・ロガン、オペル・アストラ、大宇ネクシアなどの低価格車が落ち込む一方で、三菱、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなど高価格車の多いブランドは販売を伸ばした。市場関係者らは、7月から導入される見込みの自動車ローン補助プログラムにより、低価格車の販売減速に歯止めがかかると期待している(7月8日付コメルサント紙)。
(中略)
  車種別ランキングでは、トヨタRAV4の健闘が目立つが、これは同車種の新型モデルが2月末に販売開始されたことによる。ちなみに、上半期のランドクルーザープラドの販売台数は前年同期比14%減の7424台だったが、ウラジオストクでは2月の工場始動以来、6月末までに2944台が生産された(7月8日付トヨタ・ロシア)。(7/9)

(週刊「ボストーク通信1003号より)




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