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ロシアが7月から再び自動車ローン補助プログラムを導入へ:今度は輸入車も

 自動車市場の販売が減速する中、需要刺激策として7月から自動車ローン補助プログラムが導入される見通しとなった。6月24日付でベドモスチ紙が伝えた。(中略)
  自動車ローン補助プログラムは、リーマンショックにより落ち込んだロシアの国内自動車産業を支援するために、廃車処理・新車買い替え補助プログラム(スクラップ・インセンティブ)と共に活用された景気刺激策。同プログラムの枠内で、2009〜11年の間に約49万台が購入された。
  今回も前回と同様に、新車(乗用車及びLCV)を購入する際に自動車ローン(3年以内)を組めば、ローン金利のうち中銀の政策金利(現在は8.25%)の3分の2が国から補助される。受付期間は今年7月から2014年末までとなる予定なので、最長で2017年返済のローンまで補助を受けられることになる。補助金用には、国家予算から127億ルーブルが確保される見込み(6月24日付コメルサント紙)。
  前回との違いは、国産車だけではなく輸入車も対象になることと(WTOのルールによる)、対象車の価格条件が60万ルーブル以下から70万ルーブル以下に引き上げられたこと(前回からのインフレを加味)。(後略) (6/24)

(週刊「ボストーク通信1001号より)




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