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東京で極東ビジネス・セミナー開催:沿海地方の物流やサーキット建設事業を紹介

 2月14日、日本貿易振興機構(JETRO)と在日本ロシア連邦通商代表部が主催する「ロシア極東ビジネス・セミナー〜ロシア沿海地方企業との協力可能性を探る〜」が東京で開催された。本誌記者が取材した。
  講演では、中小企業団体「オポラ・ロシア」(ロシアの支柱)沿海地方支部代表でもある、法務コンサルティング会社「RJP Law&Consulting」のクシナリョフ社長が「物流インフラ建設の現状と今後の見通し」と題して、ウスリースク市に大規模な倉庫・物流センターを設立する投資プロジェクトを紹介した。
(中略)
  またテクノホールディング・スモウトリのベルケエンコ社長は、沿海地方の自動車ディーラー網の発展と、モータースポーツの展望について語った。同社はウラジオストクに“モータースポーツの街”としての新しいイメージを創出すべく、サーキット場「プリムリング」の開発に力を注いでいる。「プリムリング」はウラジオストク郊外に建設中で、敷地面積は78ha、F1以外のすべてのモータースポーツを開催することが可能。今年6月には建設第1期が終了し、2017年に完工の予定だという。
  セミナーには、ロシアからオポラ・ロシアの代表団22名と日本側から合わせて約150名が参加した。日本側出席者の数は主催者の予測をはるかに上回り、極東ビジネスに対する日本側企業の関心の高さをうかがわせた。(2/14)


(週刊「ボストーク通信983より)




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