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マイカーを愛称で呼ぶロシア人

 11月30日、就職情報サイトSuperjob.ruがロシア人が自家用車をどのように呼んでいるか調査を行った。
  回答の内訳は別表の通り。回答者はロシアの18歳以上の住民1000人で、調査機関は11月14〜15日。全体の4割が単に「自動車」という以外に、何らかの親しみを込めた名称で自動車を呼んでいることが明らかになった。ロシア語の名詞には男性名詞と女性名詞と中性名詞があり、「自動車」は通常アフトモビーリ(男性名詞)かマシーナ(女性名詞)と呼ばれる。愛称から、ロシア人がマイカーに対してどのようなイメージを持っているか、あるいはどのような態度で接しているかをうかがい知ることができる。なお、ロシア語は愛称や悪罵が豊富な言語で、エンジンがなかなかかからない場合などには思わず罵倒することが多いという。
  「ブランドや車種の名称を変化させたもの」の例としては、「ベーニャ」(男性名ベネジクトの愛称;トヨタ・アベンシス)、「クシューシャ」(女性名クセーニアの愛称;大宇ネクシア)、「ボフチク・ジムカ」(男性名ウラジーミルとドミートリーの愛称;中国CheryのTagAZ Vortex Tnigo)、「カシカイチク」(日産キャシュカイ)等が挙がった。
「動物の名前」の例は、「クロコジール」(ワニ)、「マスタング(野生の馬)」、「ベゲモーチク」(カバちゃん)、「チグリョーノク」(虎ちゃん)等。
  男性や女性の名前は「マニューネチカ」(マリヤの愛称)、「エバ」、「ボリカ」(ボリスの愛称)、「ベーシェヌィ・ミチャイ」(“猛烈なミチャイ”)、「セリョーガ」(セルゲイの愛称)、「フェージャ」(フョードルの愛称)等多数。
(後略)(11/30)

(週刊「ボストーク通信974号より)




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