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三菱自が新型アウトランダーをロシアで生産開始:フルサイクル現地生産車を出荷

 12月3日、三菱自動車が仏プジョー・シトロエンとのロシア合弁工場で生産開始した新型SUV「アウトランダー」の出荷を開始した。12月4日付で同社プレスリリースが伝えた。
  カルガ州(中央連邦管区)にある三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンとの合弁工場PCMA Rusは2010年に始動し、今年7月にはプジョー車(セダン「プジョー408」)のラインはセミノックダウン方式からフルサイクル方式の生産に移行している。2013年にはシトロエン車及び三菱パジェロスポーツの生産も始まる予定。
  新型アウトランダーは既に今年7月から輸入車の販売が始まっている。旧型のアウトランダーは三菱自のロシアにおける最量販車種であり、新型の投入は海外市場ではロシアが最初になった。三菱車のロシア独占ディストリビュータであるロルフ・インポートのパンコフ執行取締役によれば、今年1〜11月のアウトランダーの販売台数は約2万台で、そのうち1万台が新型。新型の販売価格は96万9000ルーブル〜で、国産車・輸入車とも同価格。
  PCMA Rusの年間生産能力は12万5000台で、今年の生産台数は4万1500台程度の見込み(11月3日付ベドモスチ紙)。2014〜15年にはフル稼働になる見込み。
(後略) (12/6)

(週刊「ボストーク通信974号より)




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