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ロシア、ウラジオの食品展示会に日本海側自治体が参加:島根県の牡丹販売会も好評

 10月3〜5日、ウラジオストクで第16回目となる食品展示会「ダリアグロ/沿海地方食品展」が開催され、ロシア国内及び、日本、韓国、中国から70以上の企業が参加した。日本からは、新潟県、鳥取県、京都府、青森県が合計16のブースを出展した。10月5日付でPrima Mediaが伝えた。
  今年初参加の鳥取県は、県内7企業による商品紹介や販売と共に、県の観光PRも行うなど、総合的な「鳥取ブランド展inロシア2012」を実施した。紹介した商品は、ナシ、黒にんにく、カレーなどの食品や化粧品など。会場では、在ウラジオストク日本国総領事館の公邸料理人による、県内食材を使った料理のデモンストレーションや、現地の人気日本料理店「恵比寿」のシェフによるカレー鍋の紹介などで来場者の注目を集めた。
(中略)
  同じく日本海側の島根県も積極的にウラジオストクを訪れている。10月13日には、松江市大根島の特産、牡丹の苗木展示発売と食品の販売などを行う「松江ブランド展」が開催された。2010年に「JAくにびき」がウラジオストクへの輸出を開始してから、松江産牡丹の沿海地方での人気は高まる一方だという。苗木1本が1100ルーブルと高額ながら、9月29日に行われた今年初めての販売会では、600本以上が1日で売り切れた。今年のウラジオストクへの牡丹の苗木の総輸出量はおよそ1500本(10月10日付コムソモリスカヤ・プラウダ紙)。(10/10)

(週刊「ボストーク通信966号より)




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