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2018年サッカーW杯ロシア大会の開催都市が決定

 9月29日、国際サッカー連盟(FIFA)が2018年にロシアで開催されるサッカーW杯の開催都市を発表した。10月1日付でベドモスチ紙が伝えた。
  開催都市一覧は別表の通り。これまで13都市が開催地に立候補していたが、最終的にヤロスラブリとクラスノダルが漏れて11都市になった。特にクラスノダルは有力視されていたが、開催都市は各連邦構成主体につき1都市に限るとするFIFAのルールにより、ソチ(同じくクラスノダル地方の都市)に譲った形となった。
(中略)
  開催都市の決定を受けてプーチン大統領は、選外となった都市も参加国チームの合宿地に指定するなどして埋め合わせをすることを約束した。また、W杯の開催にあたっては、他の都市の住民も観戦できるよう鉄道や飛行機などの交通費を補助する意向も明らかにした(10月1日付ロシイスカヤ・ガゼータ紙)。
  スポーツ省によれば、W杯開催準備のための工事予算は6620億ルーブル(競技場と最低限のインフラの建設費)から1兆4000億ルーブル(市内の美化も含む場合)で、そのうちの半分以上は民間企業と地方政府が負担する。また、この予算の数倍に達する資金が都市間高速鉄道の敷設に投入される可能性もある。ちなみにウラジオストクAPECサミットの準備予算(ガスパイプラインの敷設費2200億ルーブルも含む)は6793億ルーブルだった。(10/2)

(週刊「ボストーク通信965号より)




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