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ロシアのトリヤッチ特別経済区に新たな入居企業:GM-AvtoVAZ、三桜工業、独ムベア

 自動車大手AvtoVAZの本拠地があるサマラ州トリヤッチ市の特別経済区「トリヤッチ」に新たな入居企業が加わる見込みとなった。9月24日付コメルサント紙及び9月20日付アフトスタットが伝えた。
  9月21日、AvtoVAZと米GMとの合弁会社GM-AvtoVAZは、特別経済区「トリヤッチ」内にボディやプレス加工の工場を新設し、全体の年間生産能力を現在の9万8000台から2015年には12万台に拡張することを発表した。同社の主力商品はSUVのシボレー・ニワで、昨年はシボレー車では最多となる5万4400台がロシアで販売された。
(中略)
  また、同特区には三桜工業のロシア子会社「三桜ボルガ」と、独ムベア(Mubea)のロシア子会社が入居する見込みで、両社の申請は既に特別経済区「トリヤッチ」の監督評議会で承認された。
  三桜工業はブレーキチューブやフューエルチューブのメーカーで、以前から入居の意向が報じられていた。
  ムベアはサスペンション部品メーカーで、トリヤッチではサスペンション用スプリングを生産する予定。将来的にはスタビライザーロッドなども生産する意向。
  他にも、韓国Mando(パワーステアリング)や独Edscha(蝶番)等が入居の見込みとなっている。(9/24)

(週刊「ボストーク通信964号より)




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