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日産、サンクトペテルブルクでインフィニティを生産

 日産のサンクトペテルブルク工場は今年4月から同社高級車ブランド「インフィニティ」のセミノックダウン(SKD)生産を開始した。6月20日、同社発表をインタファックス通信が伝えた。
  日産サンクトペテルブルク工場では4月以降、「インフィニティFX」「インフィニティM」の2種(搭載エンジンは4種類)を、1日に約20台(400〜500台/月)生産している。前者は「インフィニティ」シリーズ中、ロシアでは一番人気。欧州ビジネス協会によると、ロシアでの今年1〜5月の「インフィニティ」の販売台数は、前年同期比57%増の4300台。2種類のプラットフォームが同じため、組立を同じ工場で行うことが容易(6月21日付コメルサント紙)。日産ロシア支社のナタロワ広報部長によると、「インフィニティ」のフルサイクル生産は、今のところ予定していない。現在、サンクトペテルブルグ工場ではティアナ、エクストレイル、ムラーノの3車種を生産しており、年間生産能力は5万台。「インフィニティ」はこれらとは別に、コンベアを用いず生産されている。今年の同工場全体の生産台数はインフィニティを含め5万4000台程度になる見込み。(後略)

(週刊「ボストーク通信951号より)




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