世論調査機関レバダ・センターが5月25〜29日、ロシア人の国別好感度調査を行った。6月14日付で同センターが伝えた。
調査対象は国内130の市町村に住む18歳以上の国民1604人。結果は別表の通り。
｢友好国｣では、共に関税同盟を構成するベラルーシ及びカザフスタンが上位に来ており、また、ロシアの主要な貿易相手国である中国やドイツの順位も高い。｢非友好国｣では、ロシアと安全保障上の課題を抱えるグルジアや米国が上位であるほか、バルト3国の印象もよくないことが分かる。日本の好感度は、2010年11月のメドベージェフ前大統領の国後島訪問などにより関係が悪化した前回調査時からは、多少改善された模様。
（週刊「ボストーク通信950号より）
