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粉体機器メーカーのホソカワミクロンがロシア子会社を設立

 粉体機器製造・技術開発で世界最大手のホソカワミクロンが、サンクトペテルブルクにロシア販売子会社を設立した。5月31日付で同社プレスリリースが伝えた。
  設立された新会社の「ホソカワミクロンサンクトペテルブルグ有限会社」は、粉体機器・システム、プラスチック薄膜製造装置、製菓システムなど、ホソカワミクロンの全製品のロシアにおける販売やアフターサービスを行う。資本金は10万ユーロ。ホソカワミクロンはこれまでもロシアで販売代理店を通して自社製品の販売を行ってきており、昨年度の売上実績は約7億7000万円。2014年度には約15億円分の受注を目指す。製品の大部分はドイツの子会社から出荷される。
  粉砕機や混合機などの粉体機器は鉱物、化学、IT、食品、製薬など様々な分野で使用される。ホソカワミクロン社担当によれば、ロシアでは農薬や樹脂を含む化学分野での実績が大きい。また、食品や自動車産業(二次電池の電極材料など)でも需要があるという。 (後略)

(週刊「ボストーク通信950号より)




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