JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース


パナソニックがロシアでスマホを販売

 7月末、パナソニックのスマートフォン「Panasonic Eluga」がロシアで発売される。同社にとっては7年ぶりのロシア携帯電話市場への復帰となる。5月23日付でRBC Dailyが伝えた。
  ロシア国内の販売に関して、パナソニックは携帯小売エブロセチとスマートフォンの独占販売契約を締結した。7月末に発売予定のPanasonic Elugaは、Android OSを搭載した防水仕様のスマートフォンで、初回ロット数は数万台、小売価格は約2万ルーブル。
  関係者によれば、パナソニックは2013年にはロシアのスマートフォン市場において数量ベースで12%、金額ベースで18%のシェアを占めることを目指している。同社は2013年末までにAndroid 4.0を搭載した4つの新モデルを開発する予定で、これらの製品もロシアで販売する予定。ロシアでの販売に関し、通信市場調査会社Mobile Research Groupのムルタジン・アナリストは、パナソニックが18%の市場シェアを取るのは難しいと見る。他方、同社製品の独占販売者となるエブロセチのマリス社長は「正しいマーケティング戦略を立てれば18%のシェアを取ることは可能だと信じている」とコメント。
  昨年のスマートフォン市場シェアは、1位はノキアの47%、2位はサムスンの29%だったが、最近はサムスンがノキアを抜き去る勢いを見せている。携帯小売スビャズノイによれば、2011年のロシアのスマートフォン販売市場の規模は前年比75%増の760万台で、携帯電話市場全体(3790万台)の20%を占めた(3月12日付スビャズノイ社プレスリリース)。(後略)

(週刊「ボストーク通信947号より)




page top