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日産がペテルブルクでキャシュカイの生産を検討

日産自動車は2014年からサンクトペテルブルク工場で小型クロスオーバーSUV車「キャシュカイ」の生産を検討している。4月11日付でコメルサント紙が伝えた。
  これは欧州日産のLawther副社長が自動車情報サイトAutomotive newsに語ったもので、同氏によれば、日産はサンクトペテルブルク工場の生産能力を現在の年間5万台から2014年には同10万台に拡張し、キャシュカイの生産を開始する可能性がある。キャシュカイは欧州での日産の人気車種で、英国のサンダーランドで生産されている。昨年サンダーランド工場で生産された日産車48万台のうち30万台はキャシュカイが占めている。同工場では、同車種の製造ラインがフル稼働状態となっているが、今後、更に電気自動車リーフの生産も開始するため、キャシュカイの生産を他へ移す必要がある(4月9日付RBC Daily)。
  昨年、ロシアでは3万5321台ものキャシュカイが売れていることから、日産はロシアをキャシュカイ販売の主要な市場ととらえている。また今年第1四半期には日産はロシアで前年同期比52%増の4万2117台を販売し、外国ブランドではトップに。車種別内訳では小型クロスオーバー車のジューク(9152台)とキャシュカイ(8837台)が大きな比重を占める。 (後略)


(週刊「ボストーク通信942号より)




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