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国際婦人デーにロシア女性がもらって嬉しくないものは?

 3月8日には男性が女性にプレゼントを贈る国際婦人デーが大々的に祝われる。贈り物の定番としては、花や香水・化粧品が喜ばれるとされている。他方、もらって嬉しくないものは何か。3月5日付で就職情報サイトSuperjob.ruがアンケート結果を発表した。
  今年1月に18歳以上の女性1600人を対象に実施されたアンケート調査の結果は下記の通り。


 「無回答」の回答者は、「何をもらっても嬉しい」(23歳)、「3月8日が祝日とは思わない。これは女性に対する侮辱の日だ。私たちは馬のように一生、働きづめなのに、年1回どうでもいい贈り物を渡されるだけ。イコンにするように、ロシア女性には毎日お祈りをあげるべきだ」(71歳)などとコメントした。
  他方、ホームクレジット銀行が20歳以上の男女1200人の顧客を対象に実施した調査によると、男性の今年のプレゼントの予算額平均は前年比約20%減の3758ルーブル。購入予定品では花は41%、香水・化粧品は37%、衣服・靴・アクセサリーは14%、みやげ物は7%、おもちゃは7%、宝飾品は6%、電化製品は6%だった(3月6日付ホームクレジット銀行)。
  ロシアでは3月8日に合わせて毎年花の価格が高騰する。3月7日にはバラは1本300ルーブル、チューリップは1本100ルーブルまで上がるとされており、小売店の通常の1日の売上は8〜10万ルーブルだが、これが3月8日直前の3〜4日間では合計400〜500万ルーブルの売上になる(3月6日付ロシイスカヤ・ビジネス・ガゼータ紙)。(3/6)

(週刊「ボストーク通信937号より)




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