2月14日、ウラル連邦管区スベルドロフスク州のミシャリン知事と、中国家電大手・海爾集団(ハイアールグループ)のロシア子会社である有限責任会社｢ハイアール・ルス｣の代表が会談し、同州での家電クラスターの創設について協議を行った。同日付でスベルドロフスク州政府公式サイトが伝えた。
同州では、先端家電を含む消費物資の産業クラスターをニジニ・タギル市に創設することを計画している。この方針は地域発展省も支持しており、計画実現の際には国のクラスター開発戦略のパイロット事業となる見込み。
ミシャリン知事は、同州は歴史的に冶金工業、重機械製造が盛んだが、近年は付加価値の高い光学機器、医薬品、輸送機器の製造等の分野も急速に発達しており、ハイアールとの提携に強い関心を寄せていると述べた。（後略）
（週刊ボストーク通信934号より)
