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2012年ウラジオストクAPECサミット関連予算が1101億ルーブル追加される

 APEC関連予算が1101億ルーブル追加され、6620億ルーブルとなった。増額はこれまで個別に進められていた一連の事業がAPEC関連のカテゴリーに正式に加えられたことによるもの。1月11日付で沿海地方政府プレスリリースが伝えた。
 APEC関連予算は連邦特別プログラム「2013年までの極東・ザバイカル地域の経済社会発展」内のサブプログラム「アジア太平洋地域における国際協力の中心としてのウラジオストクの発展」で設定されており、今回このサブプログラムが改訂された。追加された1101億ルーブルのうち36億ルーブルは連邦予算から、残りの1065億ルーブルはその他の財源から拠出される。
  改訂により新たに組み込まれたのは以下の事業:
・「ボストーク・ラッフルズ」及び「ズベズダDSME」の造船所建設(本誌823号、850号に関連記事)
・ウラジオストク市とウラジオストク空港を結ぶ特急列車の開通
・閉鎖された造船所「ダリザボド」跡地でのレクレーションゾーンの創設
・幹線ガスパイプライン「サハリン・ハバロフスク・ウラジオストク」の関連事業
・高圧送電網及び変電所の建設
・ウラジオストク空港での燃料補給複合施設の建設
・ルースキー島でのエンジニアリングセンターの建設
(1/11)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信880号より抜粋)




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