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中古自動車のロシア輸入関税がWTO加盟で引き下げに

 ロシアのWTO加盟が確定的となり、各種製品の輸入関税が引き下げられる中、中古乗用車やダンプカーの関税に関する詳細の一部が明らかになった。11月15日付でコメルサント紙が伝えた。
 中古乗用車では、2009年1月の関税引き上げ以来足枷となっていた排気量別の関税率も、3〜4割程度引き下げられることが予想される。
会計事務所大手Ernst & Youngのボンチェフ氏は「新車の輸入関税が下がるので、極東での現地生産を計画しているホンダやマツダがこれを見直す可能性がある(ホンダの生産計画に関しては公式には未発表)。彼らの生産数量は大きくないし、投下資金の回収が済む7年後には、輸入関税は17%に下がっている。現地生産ではなく完成車の輸入に変更するかもしれない」と指摘した。(後略)

(週刊ボストーク通信922号より)




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