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ハバロフスク地方で廃棄物加工率を大幅に向上させる意向

 ハバロフスク地方政府は2020年までに廃棄物の加工率を現在の50%から90%に引き上げる目標を掲げており、この目的で毎年4000万ルーブルが拠出される計画である。これを達成するためには、再生原料からの商品生産を促進することが必要と指摘されるが、この分野では中国メーカーが優勢であり、ロシア国内企業は一次加工を終えた廃棄物を中国に供給する立場に留まっている。11月2日付でコメルサント紙が伝えた。
 ハバロフスク地方政府の情報によれば、同地方では現在、20の一般廃棄物加工業者が営業しているという。ハバロフスク地方自然省環境保護委員会のバルデュク委員長によれば、地方での加工済み再生原料の価格は、古紙で1dあたり500〜2000ルーブル、ポリマー廃棄物(プラスチック容器、ペットボトル、ポリエチレン)で1dあたり2500〜3500ルーブル。(後略)

(週刊ボストーク通信920号より)




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