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日本の商社・医療法人がウラジオストクに画像診断センターを開設

 社会医療法人北斗(北海道帯広市)及びピー・ジェイ・エル(東京都港区)がロシア法人2社と共同でウラジオストクに画像診断センターを開設する。日立製のMRI・CTを現地に持ち込み、ロシア人を対象に画像診断を行なう。センターは2012年6月完成予定で、ウラジオストク初の日本の医療施設となる。ピー・ジェイ・エル鰍フ担当者が本誌編集部に伝えた。
  本事業は平成22年度の経済産業省の「国際医療交流事業」として承認されたプロジェクトの一つで、事業名は「北斗ヘルスケアコンソーシアム」。合弁会社をウラジオストクに設立し、社会医療法人北斗が医師、検査技師、看護師等からなるチームを現地にコンサルタント的に派遣、日本式医療サービスを導入する。ピー・ジェイ・エル鰍ェファシリテーターとして、診療情報の通訳・翻訳や日本での診断・治療を希望する患者の招聘、日本での受診手配を行なってきた実績に基づき本件をまとめた。また、画像診断センターはウラジオストクの医科系の大学生の教育にも利用したい考え。(後略)

(週刊ボストーク通信918号より)




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