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ウラジオの日本領事館が地元関係者らを招待し、日本食品の安全性をアピール

 9月29日、ウラジオストクの日本領事館で、地元スーパーのバイヤー、税関当局の代表者、行政府やマスコミ関係者、文化人や有識者ら約90名を招待し、日本食品の安全性をアピールする試食会が行なわれた。在ウラジオストク日本総領事館の担当者が本誌編集部に伝えた。
  試食会では、食材はウラジオストクの日本食品輸入業者である有限責任会社エイランが提供し、領事館のシェフが調理したもの(肉じゃが、そうめんチャンプルー、鶏肉や魚の蒲焼き、うどん、そば、おにぎり、菓子等)や鳥取県の果物等が出された。エイラン社のドブロジャンスカヤ社長は「放射能の検査は日本の輸出業者が日本の港で行ない、ロシアの税関がロシアの港で行ない、我々も専用の機器を購入して行なっている。現在日本食品を250品目扱っているが、製品は日本の北部及び南部の地方のものを仕入れており、原発事故発生以来一度も放射能汚染は出ていない」と述べた(10月10日付Prima Media)。
  市内にある鳥取ビジネスセンターのベルキナ氏は、鳥取県からはナシやメロンやスイカなどが輸入され、スーパーVLマートで販売されているが、やはり安全性をアピールするために、同センターでもスーパーでも放射能検出器を用意していると述べた。(後略)

(週刊ボストーク通信917号より)




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