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サントリー、ロシアのウイスキー市場に自力で進出の意向

 飲料大手サントリーホールディングスが、年内に自力でのロシア進出を計画している。詳細は不明だが、ロシア企業の買収も視野に入れ、モスクワに現地事務所を開設する。9月19日付日本経済新聞を引用して9月21日付でRBC Dailyが伝えた。
 関係者の間では今回の動きについて、サントリーのウイスキーの独占的な公式ディストリビューター「ベリド21」社が、今年6月30日にライセンスを失ったことを受けたものとする見方もある。過去、複数回にわたりロシアでのパートナー企業の変更を余儀なくされた経緯があるからだ。
  業界専門誌Drinks Internationalによれば、サントリーのウイスキーの売上はここ4年間、年30〜40%増と著しい伸びを見せており、同社の代表的なブランド「サントリー角瓶」は、経済危機中の2008〜2009年にも販売増を記録した。それでもロシア市場の割合は同社の総売上の0.001%未満だった。(後略)

(週刊ボストーク通信914号より)




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