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次期大統領選にはプーチン氏が出馬の意向

 9月24日、与党「統一ロシア」の党大会で、2012年3月に行なわれる次期大統領選にはプーチン現首相が立候補し、首相にはメドベージェフ現大統領が推薦されることが明らかになった。9月26日付でベドモスチ紙が伝えた。
 次回から大統領の任期は6年となるため、プーチン氏は2018年まで大統領を務め、さらに再選を経て2024年まで任期が延長される可能性がある。
 次期連邦政府に関してクドリン現財相は、メドベージェフ氏の元では自身は政権には入らないだろうと述べた。プーチン・メドベージェフのタンデム体制は政治的には盤石と見られるが、専門が経済ではなく法律であるメドベージェフ氏の新政権では、安定した経済政策の実施が課題になると見られる。ベドモスチ紙は9月26日の社説で、ロシア経済はいまだに“手動”の経済政策で回されていると指摘した。テレビ放送でのパフォーマンスや、問題案件への場当たり的な補助金の拠出等が目立ち、要となる原油の輸出関税でさえ市況に左右されるなど、安定した制度作りが進められているとは言えないという。(後略)

(週刊ボストーク通信914号より)




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