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自動車向け鋼材加工・販売で合弁:三井物産とセベルスタリが提携

 9月13日、三井物産と鉄鋼大手セベルスタリが、サンクトペテルブルク市近郊に自動車向け等の鋼材加工・販売会社を共同で設立することで合意した。同日付で三井物産プレスリリースが伝えた。
 合弁会社は資本金9億7000万ルーブルで、三井物産が25%、セベルスタリが75%出資する。加工センターはサンクトペテルブルク市近郊のフセボロシスク市に開設される予定で、操業開始は2013年半ば、年間加工能力は17万d。三井物産は日本の総合商社としては初めてロシアの鋼材加工事業に参画することになる。
 サンクトペテルブルク市近郊には、トヨタや日産、フォードや起亜など、海外の自動車メーカーの工場が集中している。フセボロシスク市にはスペインの押し型部品メーカーGestamp(工場にはセベルスタリが25%出資)、フィンランドのタイヤメーカーNokian Tyresや、フォード向けプラスチック部品を製造するロシアのブランカスなど、部品メーカーが進出している(本誌891号に関連記事)。(後略)

(週刊ボストーク通信913号より)




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